適用製品
合成樹脂用充填剤の発泡障害を抑制する剤および方法
目的
CO↓2による発泡に対し抑制効果を備えた合成樹脂用充填剤、その充填剤を配合した発泡障害が抑制された合成樹脂組成物、その製造方法およびその成形品を提供する。
効果
ハイドロタルサイト類化合物を合成樹脂用充填剤として使用する際、
合成樹脂中で反応して発生するCO↓2による発泡に対し抑制効果を備えた剤、合成樹脂に配合して使用する発泡障害がない合成樹脂用充填剤、その充填剤を配合した発泡障害がない合成樹脂組成物、その製造方法およびその成形品を提供することができる。
技術概要
水酸化カルシウム粒子および水酸化マグネシウム粒子から成ることを特徴とする、下記(a)の合成樹脂用充填剤の発泡障害を抑制する剤であって、該充填剤を含む合成樹脂組成物の成形品の製造に当たって、水酸化カルシウム粒子および水酸化マグネシウム粒子:ハイドロタルサイト類化合物粒子の割合が2:8〜9:1になるように配合して該充填剤とともに合成樹脂用充填剤を構成して用いるための剤。
記
(a)下記化学構造式(1)で表されるハイドロタルサイト類化合物粒子から成り、
[(Mg↑(2+))↓y(M↓1↑(2+))↓(1-y)]↓(1-x)M↑(3+)↓x(OH)↓2(CO↓3↑(2-))↓(X/2)・mH↓2O(式1)
(ただし、式中、M↓1↑(2+)は2価金属を示し、M↑(3+)は少なくとも1種の3価金属を示し、x、y、mは下記条件を満足する価を示す。
0<x<0.5
0<y≦1
0≦m<2
かつ、下記の計算により求められる炭酸吸着係数が100以下の合成樹脂用充填剤。
炭酸吸着係数=計算式A÷計算式B
計算式A:{配合したハイドロタルサイト類化合物粒子のCO↓2のモル数×アボガドロ数×CO↓2の占有面積}
計算式B:{配合した水酸化カルシウム粒子または水酸化マグネシウム粒子の表面積}