目的
リュック本体を使用者の腹側で保持する前持ちを容易に行うことができるリュックサックを提供する。
効果
前持ち状態における上下方向の位置を容易に調節することが可能になる。
技術概要
荷物を収容するリュック本体と、
前記リュック本体に設けられた左右一対の肩ベルトと、
前記リュック本体の上部に設けられ、使用者の頸部の後側に掛けられる首ベルトと
を備え、
前記リュック本体は、前記頸部の右側から前方へ延びた前記首ベルトの右側部分、及び前記頸部の左側から前方へ延びた前記首ベルトの左側部分を収容可能に構成され、
前記首ベルトの前記右側部分及び前記左側部分の端部は、前記リュック本体の内部の収容空間を介して前記リュック本体の外部に延出されており、
前記首ベルトは、前記右側部分及び前記左側部分の延出部分が操作されることによって、前記頸部の後側との当接部位と前記リュック本体との間の距離を調節可能に構成されている、
リュックサック。
アピール内容
本技術は、通常は一般的なリュックサックとして使用し、人が多い場所や周囲への配慮が必要な場面では、肩ベルトを使用せず、首掛けベルトによってリュックを身体の前方で保持できる技術です。
従来の前掛け方法では、背負うために調整した肩ベルトを前側から両肩に掛ける必要があり、リュックの位置が高くなったり、両肩の動きが制限されたりすることがあります。本技術では、肩ベルトから両肩を解放した状態で前方保持でき、首掛けベルトの長さを調整することで、使用者の身長や姿勢に合わせて保持位置を調整できます。
首掛けベルトは、必要なときだけ引き出して使用し、通常時はリュック本体内部へ収納できます。また、本体内部を通して長さを調整する方式や、巻き取り機構を利用する方式など、製品仕様に応じた構成が可能です。
通勤・通学、旅行、イベント、商業施設、駅構内など、人が多く集まるさまざまな場面での活用が考えられます。本技術を、利用者自身の快適性だけでなく、周囲の人への配慮を自然に行動へ移せる新しいリュックサックの使い方として普及させたいと考えています。
バッグメーカー、用品メーカー等による実施許諾(ライセンス)、共同商品化、既存製品への応用など、幅広い活用を希望しています。