目的
橋軸直交方向の橋桁の変位を制御できるうえに、支承部の周辺に狭隘な空間しか確保できないような橋梁にも適用が可能となる橋桁の変位制御構造を提供する。
効果
地震の規模に応じて、橋桁の変位を阻止したり、摩擦抵抗のある滑りで変位を抑制したりと、橋軸直交方向の橋桁の変位を制御することができる。さらに、支承部の周辺に狭隘な空間しか確保できない場合でも、台座部を設置するスペースがあれば、変位制御構造を設けることができる。
技術概要
地震時に橋桁の変位を制御する橋桁の変位制御構造であって、
前記橋桁の橋軸直交方向の側面に端部を接触させる側面支持部材と、
前記橋桁の支承部の前記橋軸直交方向に隣接して配置されて橋脚又は橋台に固定される台座部と、
前記台座部の上に前記側面支持部材の下部をボルト接合させるボルト接合部とを備え、
前記ボルト接合部では、前記橋桁から前記側面支持部材に作用する力が所定値を超えると滑りが生じて前記側面支持部材が移動するものであって、
前記台座部は、前記側面支持部材の移動後に露出する面が、前記橋桁を載せる前記支承部の支持面と略同じ高さとなるように形成されることを特徴とする橋桁の変位制御構造。