目的
軌道検測データなどから得られる浮きまくらぎの浮き量とレールの頭頂面の凹凸量とを入力することで、任意の位置のレール発生応力を精度よく算定することができるレール発生応力の算出方法を提供する。
効果
検査対象区間の軌道検測データなどから得られる浮きまくらぎの浮き量とレールの頭頂面の凹凸量を、応力推定手段に入力することで、任意の位置のレール発生応力を精度よく算定することができる。
技術概要
レールに発生する応力を算定するレール発生応力の算出方法であって、
前記レールが敷設された軌道の数値解析モデルに、前記レールの頭頂面に生じる凹凸に相当する凹凸波長を設定するステップと、
前記数値解析モデルを使って、前記レールの頭頂面の凹凸量毎に、浮きまくらぎの浮き連続数を複数設定して解析を行うステップと、
前記解析を行った結果の中から、前記レール発生応力が最大となる前記浮き連続数の応力値と前記浮きまくらぎの浮き量との関係を、前記凹凸量毎に求めるステップと、
複数の前記凹凸量の前記応力値と前記浮き量との関係に基づいて、前記浮き量及び前記凹凸量から前記レール発生応力を導く応力推定手段を求めるステップと、
前記応力推定手段に、検査対象区間のレールから軌道検測によって測定された浮きまくらぎの浮き量とレールの頭頂面の凹凸量とを入力することで、レール発生応力を算定するステップとを備え、
前記凹凸波長は、予め実測して得られた凹凸量とレール発生応力との関係に基づいて正弦波の波長を求めることで設定されることを特徴とするレール発生応力の算出方法。