目的
従来のアナログ電子時計には、保持トルクを持たないステップモータを2個使用する必要があるために、耐衝撃性がないことと、製造コストに課題があった。さらに、スイープドライブは連続パルスによってオープン制御されるので、ロータの2π(ラジアン/秒)の角速度に安定性がない欠点があった。
効果
秒針のステップ運針と安定なスイープ運針を達成できる。
技術概要
ロータにイナーシャを設けた、運針用ステップモータを角速度制御する。ステップモータモデルは、当該ステップモータの運動方程式と回路方程式をリアルタイムで計算する。設定π(ラジアン/秒)の角速度と該ステップモータモデルが出力する角速度の差を比例積分して生成したスイープドライブパルス幅でスイープドライブすると同時に、該スイープドライブパルス幅を該ステップモータモデルへ入力する。ステップモータのコイルからの逆起電圧のゼロクロスのロータ角度と算出する角速度から負荷トルクの補正を行う。ヨークのブリッジに設けたコイルに直流電流を印加して、ステップモータの保持トルクを縮小する。