適用製品
コンクリート製造方法及び鉄筋コンクリート構造物の製造方法
目的
鉄筋コンクリートにおけるコンクリートの中性化及び鉄筋の酸化を防止又は軽減できるコンクリート製造方法、及びこれを用いた鉄筋コンクリート構造物の製造方法を提供する。
効果
原料の水に窒素ガスを注入することにより溶存する酸素及び二酸化炭素を窒素に置換した窒素溶存水を生成し、これをコンクリート製造用水として用いる。窒素溶存水を用いて製造された生コンクリートは、通常の水を用いて製造した生コンクリートに比べて二酸化炭素を含まないので、耐中性化特性が向上する。さらに、鉄筋コンクリート構造物は、通常の鉄筋コンクリート構造物に比べてコンクリートが酸素を含まないので、耐酸化特性が向上する。この結果、中性化及び酸化による鉄筋コンクリート構造物の劣化を防止又は軽減できる。
技術概要
大気をエアコンプレッサにより取り込み圧縮空気とし窒素分離膜により前記圧縮空気から酸素をパージして取り出した窒素ガスを水に注入することにより、大気圧下において温度により決まる水の酸素溶存量及び二酸化炭素溶存量を低減又はほぼ零として酸素及び二酸化炭素に替えて窒素を溶存させた水である窒素溶存水を生成する工程と、
前記窒素溶存水と、セメントと、骨材と、混和剤とを混練することにより生コンクリートを生成する工程と、を含むことを特徴とする、窒素溶存水を用いたコンクリート製造方法。