目的
太陽電池モジュールが水平に近い角度で設置される場合でも、受光面に付着して発電を妨げる土埃や砂塵を雨水などで効率よく除去できるようにし、発電効率の低下を防ぐ。
効果
受光面に形成された複数の領域で水接触角が連続的に変化するため、水滴が重力に依存せずに低接触角側へ移動する。これにより、付着した土埃や砂塵が水滴とともに排水領域へ運ばれ、水平設置時でも自浄性が高まる。その結果、太陽電池の発電領域が清浄に保たれ、発電効率を維持しやすくなる。
技術概要
本発明の太陽電池モジュールは、受光面を備えたバリア材の裏側に複数の発電領域を配置し、受光面には水接触角の異なる複数の領域をパターン状に形成する。発電領域と重なる第1領域、その両側に配置される第2領域・第3領域を設け、第1領域内では境界線に近づくほど水接触角が徐々に低下するように構成される。これにより、受光面に付着した水滴が接触角の勾配に沿って移動し、排水溝または排水端部へ誘導される。水滴の移動に伴って土埃や砂塵が除去され、水平設置時でも高い自浄性を発揮する。