目的
従来の抗IgE抗体(オマリズマブ)とは異なる作用機序による新たなI型アレルギー疾患治療薬の開発。
効果
抗IgE抗体のFabフラグメント(Fab−6HD5)は、IgEのFcε2を認識し、マスト細胞に結合しているIgEのFcε2に直接結合して、アレルゲンによる架橋形成を介したI型アレルギー反応を直接阻害するため、従来の血中フリーのIgEを除去することによる治療薬(オマリズマブ)に比べて極めて強力かつ持続的にI型アレルギー症状を阻害し、I型アレルギー疾患治療薬として有用である。また、Fabフラグメントであるので分子量が小さく、副作用の危険性も少ない。
技術概要
IgEのFcε2を認識して当該部位に結合するモノクローナル抗IgE抗体のFabフラグメントを有効成分とするI型アレルギー疾患治療薬。