目的
低級アルカンまたはそれを含有する石油由来の原料アルカンから、効率良く長期にわたり持続し、目的生成物の選択率の高いゼオライト触媒を製造し、近年の重要性が高まるBTXへの需要増に答えられる芳香族炭化水素の製造方法を開発する。
効果
ゼオライト触媒を芳香族炭化水素の製造に用いることで、例えば副反応が抑制され芳香族炭化水素選択率が向上する、分解副生成物の重合によるコークの発生が抑制されること等が考えられ、これにより長時間に亘って安定的に芳香族炭化水素を製造することができる。
技術概要
炭素数6〜8のアルカンを含む原料組成物をゼオライト触媒に接触させることにより、環状不飽和炭化水素を得る脱水素環化工程を備えた芳香族炭化水素の製造方法であって、
前記ゼオライト触媒は、ゼオライト骨格中に、Si原子に対して1〜15atom%のZn原子を含み、Al原子を含まないMFI構造のゼオライト担体に、白金が担持されたものであり、
前記ゼオライト担体はルイス酸性を有し、
450℃で1時間真空排気された前記ゼオライト担体の室温でのFT−IR分析において、Zn−OH振動に由来する吸収バンドがみられるものである芳香族炭化水素の製造方法。