適用製品
単独気泡体の集まりからなる発泡金属を製造する方法
目的
単独気泡体の集まりからなる発泡金属を製造する方法であって、以下の要件を満たす方法を提供する。金属を融解せずに発泡金属を製造する。発泡剤を用いない。発泡金属が軽い。大気圧に近い気体が充填されたバルーンの表層を微粒子の集まりで覆う。発泡金属からなる部品、シート、容器の形状が自在に変えられる。単独気泡体を構成する金属の材質に制約がない。
効果
金属を融解せずに発泡金属が製造できる。
簡単な処理を連続して実施する製法で安価な発泡金属が製造できる。
大気圧に近い気体が充填されたバルーンの表層を、微粒子の集まりで覆って形成された単独気泡体が1ミクロン前後の大きさで製作できる。
発泡金属からなる部品の形状が自在に変えられ、発泡金属からなるシートの幅が自在に変えられ、さらに、発泡金属からなる容器または部品の形状と肉厚とが自在に変えられる。
技術概要
沸点が、金属化合物が熱分解を開始する温度より高く、金属化合物が熱分解を完了する温度より低い有機化合物に、金属化合物の結晶の集まりを分散した懸濁液で表面が覆われたバルーン1の集まりを原料として用い、該原料を熱処理して金属化合物を熱分解させ、バルーンの表面を金属微粒子の集まり2で覆い、隣接する該金属微粒子同士が金属結合することで、バルーン同士が接合され、金属結合した金属微粒子の集まりで接合されたバルーンの集まりからなる発泡金属を形成する。
アピール内容
有機化合物の気体からなるバルーンの表層を、金属結合した金属微粒子の集まりが覆って単独気泡体を形成し、該バルーンの表層を覆う隣接した金属微粒子同士が金属結合し、単独気泡体同士を接合させ、単独気泡体の集まりからなる発泡金属を製造する方法に関する。本発明は、発泡金属の重量が従来の発泡金属より軽く、大気圧に近い気体が充填されたバルーンの表層を、単独気泡体が1ミクロン前後の大きさで製作でき、また、発泡金属からなる容器または部品の形状と肉厚とが自在に変えられ、さらに、発泡金属を構成する金属の材質に制約がない特徴を持つ。