適用製品
放射線治療用固定具に使用される樹脂シートへの応用
目的
従来技術では熱可塑性ポリマーの融点を下げると変形能や強度が大幅に低減するという欠点があったが、分子量、結晶性、分岐数を制御し、従来の70℃よりも大幅に融点を低下させた。
効果
放射線治療マスクへの応用が期待され、熱くないマスク作成が可能である。また、融点が46℃と低いため、小児用としての使用や形状記憶性能を有しているため、再加温による再利用が可能。
技術概要
テトラメチレングリコールとε-カプロラクトンを開環重合させることで熱可塑性ポリマーを作成した。形状記憶性能を有する熱可塑性ポリマーの分子構造(分子量 結晶性、分岐数)などを精密に制御することで、変形能や強度を維持したまま融点が46℃の形状記憶樹脂を開発した。