目的
がん幹細胞の検出に有用な分子マーカーを提供する。
効果
血清診断により、患者の腫瘍ががん幹細胞形質を有するか、すなわち、「転移・浸潤」、「経年後再発」を判断する基準マーカーになる。
技術概要
対象において、PRDM14(PR domain-containing protein 14)遺伝子の発現により、がん幹細胞を対象から検出するための分子マーカーを指標として、がん幹細胞の有無を生体外で判定するか、または、がん幹細胞誘導度を生体外で判定する方法であって、
対象が、乳房、肺、膵臓、卵巣、腎臓、膀胱および精巣からなる群から選択される1種もしくは2種以上の細胞または組織由来の細胞集団であり、
分子マーカーが、PRDM14遺伝子産物またはその断片からなり、該遺伝子産物が、mRNAであり、
該遺伝子産物をRT−PCR法により検出する工程を含み、該遺伝子産物と内部標準遺伝子との発現相対比が、正常な対象の発現相対比と比較して有意に上昇していたとき、がん幹細胞が有ると判定するか、または、がん幹細胞誘導度が高いと判定する、前記判定方法。