効果
地すべりによる災害の被害を防ぐ、または軽減することができる
技術概要
斜面変位量測定システムは、斜面変位測定装置と通信中継装置、クラウドサーバー、警報装置、モニター装置などから構成される。
斜面変位測定装置は、斜面における地表面から表土層を貫通して先端部がすべり面より下に達するように埋設される可撓性のセンサポールと、このセンサポールに対して先端部に設けた基準傾斜センサ、及びセンサポールに表土内のすべり面から地表面にかけて間欠的に設置された複数の傾斜センサと、センサポール上端に設置され、センサポールに設置された傾斜計からの傾斜データを収集し送信するデータ収集・通信手段とソーラパネル等の電源から構成される計測装置。
クラウドサーバーは斜面変位測定装置、通信中継装置を通して送信されたデータより、斜面変位測定装置のセンサポールが撓ったときに基準傾斜センサとセンサポール中段の傾斜センサの傾きの差から傾斜センサの座標を算出することにより、表土の移動量を計算できる。
斜面に複数の斜面変位測定装置を設置し、それぞれの傾斜センサのデータを時系列的に監視することにより、表土の移動の状況をモニターでき、斜面崩壊(地すべり)の兆候を検知できる。