目的
高濃度の電解質を用いることなく、発火リスクに対応し得る安全性(難燃性)を有し、かつ優れた電池特性を提供可能な二次電池用電解液を提供する。
効果
アルカリ金属塩の添加量を抑えつつ、電極表面における不働態被膜(SEI膜)形成能力と難燃性を両立させることができる。
技術概要
有機溶媒とアルカリ金属塩とを含む二次電池用電解液であって、
前記有機溶媒が、以下に示す式(1)で表されるリン原子と酸素原子を含む5員環構造を有する環状リン酸エステルを含み、
【化1】
(式中、Xは、酸素原子又は窒素原子を表し;Yは、炭素数1〜10のハロゲン化アルキル基を表す。);
共溶媒として、2,2,2−トリフルオロエチルメチルカーボネート(FEMC)をさらに含み、
全溶媒中における前記環状リン酸エステルの割合が、30〜100mol%であり、
前記電解液の組成が、前記アルカリ金属塩1molに対して溶媒量が5mol以上であり、
前記アルカリ金属塩が、リチウム塩又はナトリウム塩であり、前記アルカリ金属塩を構成するアニオンが、ビス(フルオロスルホニル)イミド([N(FSO↓2)↓2]↑−)である、
該電解液。