適用製品
スルホニルアニリン骨格を有する有機蛍光材料
目的
スルホニルアニリン系色素をさらに改良するとともに、これらに生体分子結合基を導入することにより、蛍光標識薬に好適な材料を開発する。
効果
本発明のスルホニルアニリン骨格を有する化合物又はその塩は、最も小さな汎用性色素のBODIPY(登録商標)と同等の分子サイズを持ち、また、大きなストークスシフト、高い安定性、高い量子効率、及び水溶性を持つ。また、前記スルホニルアニリン骨格を有する化合物又はその塩からなる有機蛍光材料は、従来の蛍光試薬とは大きく異なり、濃度消光を示すことがなく、pHや極性といった周囲の環境に依存しない安定な発光特性を示す。
技術概要
下記一般式(1)若しくは(2)で表されるスルホニルアニリン骨格を有する化合物又はその塩。
【化1】
(一般式(1)及び(2)中、R↑1及びR↑2は、それぞれ独立に、アルキル基、フルオロアルキル基、フェニル基、ハロゲン原子で置換されたフェニル基、アミノ基で置換されたフェニル基、アルコキシ基で置換されたフェニル基、ナフチル基、チエニル基、ハロゲン原子で置換されたチエニル基、チアゾリル基、ハロゲン原子で置換されたチアゾリル基、ピリジル基、又は、ハロゲン原子で置換されたピリジル基であり、S1は下記一般式(10)で表される置換基(一般式(10)中、Rは鎖中に一以上の酸素原子を含んでもよい、炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐状又は環状のアルキレン基である。)である。)
【化2】