目的
長期充放電サイクルにおいても電極の抵抗の増大が小さく、放電容量の低下が小さい蓄電デバイスを提供する。
効果
充放電の繰り返しによる容量低下を抑制できるリチウムイオン二次電池をはじめとする蓄電デバイスを提供することができる。また、活物質と固体電解質との接触性を向上させることができる全固体リチウムイオン二次電池を提供することができる。
技術概要
負極、リチウムイオン伝導体、正極から構成され、リチウムイオンの挿入脱離が可能な蓄電デバイスにおいて、少なくとも該負極又は正極のいずれか一方の表面が、二重結合と単結合が交互に並んだ構造の共役π電子系が直線的な分子鎖に沿って連なる一次元構造及び、エステル結合、エーテル結合、チオエーテル(スルフィド)結合、カルボニル基、環状構造の群から選択される一種以上の構造から成る層で被覆され、該被覆層が加熱により変形が容易な熱可塑性樹脂を含有することを特徴とする蓄電デバイス。更には、前記リチウムイオン伝導体が、少なくともガラス繊維と熱可塑性樹脂とリチウムイオン伝導性固体電解質粒子と、共役π電子系が直線的な分子鎖に沿って連なる一次元構造のポリマーもしくはオリゴマーから成ることを特徴とする蓄電デバイス。
アピール内容
蓄電デバイスの少なくとも負極もしくは正極のいずれかにPEDOT:PSS等の導電性高分子を添加することで、電極の電子伝導ならびにイオン伝導を向上させることできる。全固体電池における活物質と固体電解質との界面層を導電性高分子含有のポリマーで形成し、性能を向上させることもできる。