適用製品
金属のナノ粒子の集まりを有機化合物に分散させる
効果
導電層を形成するペーストに留まらず、ハンダ付けやロウ付けにおけるロウ材として用いることができる。さらに、ペーストを接合部に塗布することで、基材ないしは部品を、あるいは、基材同士ないしは部品同士を、金属結合した金属のナノ粒子の集まりを介して接合する接合剤として用いることができる。
技術概要
金属化合物のメタノール分散液からメタノールを気化させ、金属化合物の結晶の集まりを容器に析出させる。次に、容器に圧縮荷重を加える処理と衝撃加速度を加える処理とを繰り返し、金属化合物の結晶をナノレベルに粉砕する。さらに、沸点が金属化合物の熱分解温度より高く、20℃における表面張力が30ダイン毎センチメートル以下である液体の有機化合物を、容器に充填する。さらに、液体の有機化合物に溶解ないしは混和する有機溶剤を、予め設定した粘度になるように、混合する混合割合を変えて混合し、予め設定した粘度を有するペーストを製造する。
アピール内容
熱分解で金属を析出する金属化合物の結晶をナノサイズに粉砕し、粉砕した結晶の集まりを、金属化合物の熱分解温度より高い沸点を持つ有機化合物に分散する。この後、粉砕した結晶を熱分解し、金属のナノ粒子の集まりを有機化合物に分散させ、さらに、有機溶剤を、予め設定した粘度となる混合割合で混合し、ペーストを製造する。従って、ペーストの粘度は、ペーストの用途に応じて変え、ペーストの塗膜の厚みを用途に応じて変える。これによって、金属のナノ粒子の集まりからなる導電層の厚みが、導電層の用途に応じて自在に変えられる。また、基材ないしは部品を、あるいは、基材同士ないしは部品同士を、導電層を介して接合する場合は、基材ないしは部品の質量の大きさに応じて、ペーストの粘度を高め、接合力が大きい接合層で基材ないしは部品を接合する。