目的
1. 酸素飽和度の指標値(Φ)の測定精度を高める。
体動成分・静脈灌流成分の抑制
2. 1.から呼吸波形を生成し、呼吸情報を取得する。
効果
1. 酸素飽和度の測定精度向上
2. 抹消における呼吸波形データの取得
3. 呼吸波形品質向上(体動や心拍動の影響抑制)
4. 被測定者の負担軽減 SpO2測定用のプローブ(含む リング等)のみで脈波波形、呼吸波形、脈拍、酸素飽和度、呼吸数、無呼吸の計測が可能
5. 特に有効なシチュエーション
5-1. 効果的な新生児看護(呼吸不全の迅速な対応)
5-2. 無呼吸症候群の診断情報収集(容易な長時間呼吸波形収集)
5-3. 迅速な救護者の様態把握
5-4. 麻酔管理の質の向上(抹消での呼吸波形)
技術概要
1. 赤色吸光波形と赤外色吸光波形を交互に高速サンプルし、サンプル毎に指標値(Φn)を算出する。[赤色傾き/赤色DC]/[赤外色傾き/赤外色DC]
2. 1.の指標値(Φn)を観察し、安定した指標値(Φs) を抽出する。[ 推察 ] 静脈波形は、抹消を経由することで、動脈波形から遅れを生じる。傾きの大きな動脈波形と静脈波形のプラトー部が重なった時、純粋な動脈血のみの酸素飽和度の指標値(Φs)を得ることができると推察される。
改善効果1
【 性能 】
1 酸素飽和度精度向上:不安定信号の抑制(静脈灌流の影響、体動、不整脈等)
2 無呼吸検出精度向上:心拍動や体動時の誤計測抑制(心拍動や体動影響を抑制したΦを元に呼吸波形生成)
改善効果2
【 拡張性 】
現状の測定装置そのままで、ソフトウェアのみ変更で呼吸情報を取得できる。
(呼吸数、呼吸波形、呼吸検出マーク、無呼吸検出等)
改善効果3
【 幅広い場面で活用 】<条件>スマートリング等によるデータ無線送信対応
・救急現場:迅速なトリアージ
・新生児医療:OCRG相当の計測実現、スパゲッティシンドローム対策
・無呼吸症候群の診断情報取得:自宅で容易な睡眠時のデータ収集が可能