適用製品
高温酸化物超伝導線材と金属系低温超伝導線材のハイブリッド型超低抵抗接続構造及びその接続方法
目的
金属系低温超伝導線材と高温酸化物超伝導線材間の接続において、1GHz超級NMR用30T超伝導マグネットを永久電流モードで運転可能にするのに十分低い接合抵抗(具体的には、10−10Ω以下)を有する接合構造を提供する。
効果
ビスマス系高温酸化物超伝導線材とNbTi系低温超伝導線材間のハイブリッド型接合構造において、接合抵抗を10−10Ω以下の超低抵抗に低減することに成功した。その結果、1GHz超級のNMR用30T超伝導マグネットの永久電流運転モードで十分使用可能な超伝導線材接合構造を実現した。
技術概要
高温酸化物超伝導線材と金属系低温超伝導線材の超低抵抗接続方法であって、
前記高温酸化物超伝導線材として、Bi↓2Sr↓2Ca↓2Cu↓3O↓(10)線材を準備し、
前記金属系低温超伝導線材として、NbTi線材を準備し、
前記高温酸化物超伝導線材と前記金属系低温超伝導線材の接合材料として、鉛−ビスマス2元系合金を準備すると共に、前記鉛−ビスマス2元系合金の組成割合は、質量%で、鉛:40%から60%、残部をビスマス及び不可避的不純物とし、
前記高温酸化物超伝導線材よりなる超伝導線材の端部と、前記金属系低温超伝導線材よりなる超伝導線材の端部を溶融状態にある前記鉛−ビスマス2元系合金の中で一定時間、浸漬後、冷却して固化し、
然して、前記鉛−ビスマス2元系合金を介して前記高温酸化物超伝導線材と前記金属系低温超伝導線材が接続されること、
を特徴とする高温酸化物超伝導線材と金属系低温超伝導線材の超低抵抗接続方法。