適用製品
Nb3Sn超伝導線材用前駆体、その製造方法、および、それを用いたNb3Sn超伝導線材の製造方法
目的
内部スズ法に用いられ、Nb3Snの生成を促進し、高い臨界電流密度を有するNb3Sn超伝導線材用の前駆体、その製造方法、および、それを用いたNb3Sn超伝導線材の製造方法を提供する。
効果
前駆体を熱処理することで、線材断面内において均質なNb3Sn相を有し、高い臨界電流密度を有するNb3Sn超伝導線材が得られる。
技術概要
Nb↓3Sn超伝導線材用前駆体であって、
少なくともニオブ(Nb)を含有するNb基からなるNb芯と、
スズ(Sn)および亜鉛(Zn)と、必要に応じて、マグネシウム(Mg)、ゲルマニウム(Ge)、ガリウム(Ga)、アルミニウム(Al)およびインジウム(In)からなる群から選択される少なくとも1種の元素とからなるSn基からなるSn芯と、
銅(Cu)を主成分とし、チタン(Ti)をさらに含有する第1のCu母材と、
Cuを主成分とする第2のCu母材と
を備え、
前記第1のCu母材は前記Nb芯を埋設し、前記第2のCu母材は前記Sn芯を埋設し、
前記Sn基中のZnの含有量は、1wt%以上40wt%以下の範囲であり、
前記第1のCu母材中のTiの含有量は、0.5wt%以上5wt%以下の範囲である、前駆体。