目的
酸化物超伝導体の超伝導接続にあたり、表面の研磨加工が不要で、熱処理も不要であると共に、鉛を含有しない超伝導接続構造及びこれを用いた超伝導機器を提供する。
効果
超伝導接続を作成するために熱処理をすることが不要になり、熱処理による酸化物超伝導体の変質を回避できる。
酸化物超伝導体の形状によらず、大きな面積であっても容易に超伝導接続を作成できる。
60℃以下での熱処理をするだけで合成できるために、合成のための特殊な設備は不要である。
60℃以下で加熱する器具があれば、場所を問わずその場で超伝導接続を作成することが可能となる。
液体合金には、有毒な鉛が含まれていないため、環境負荷が少ない。
単体金属と比較して、臨界磁場が大きくなり、実用上有利である。
技術概要
酸化物超伝導体の超伝導接続構造において、二つの酸化物超伝導体の間に、ガリウム、インジウム及びスズを含む液体合金又は熱平衡状態での融点温度が60℃以下となる組成範囲である低融点合金が挟まれていることを特徴とする超伝導接続構造。