適用製品
c−Myc遺伝子の転写調節領域を特異的に認識し、該配列へのRunx3の結合を阻害する物質を含有する抗腫瘍剤
目的
がんに共通する分子基盤の中からがん抑制の現実的なターゲットとなり得る因子を同定し、当該因子を標的とする、効果的で安全ながんの治療又は予防手段を提供する。
効果
ゲノム上の特定位置の特定配列(c−MycプロモーターのRunx3の結合配列;6bp)を阻害するだけで、極めて多くの種類の腫瘍細胞の造腫瘍能を抑制できる。その特定配列特異的に変異を導入する物質及びその特定配列に特異的に結合し、該配列とRunx3との結合を阻害することのできる物質は、画期的な抗がん効果をもたらす。
技術概要
c−Myc遺伝子の転写開始点の上流における、該転写開始点の最も近傍のRunx結合配列TGCGGTの少なくとも一部を含む、連続する12ヌクレオチド以上の標的領域を特異的に認識し、該Runx結合配列へのRunx3の結合を阻害する物質を含有する、抗腫瘍剤。