適用製品
黄色ブドウ球菌に起因する疾患(乳房炎)から反芻動物を防御するためのワクチン
目的
本発明は、反芻動物における黄色ブドウ球菌が原因の疾患の発症を予防すること、あるいは症状の軽減を可能とする免疫原性組成物を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記免疫原性組成物を反芻動物に投与して、黄色ブドウ球菌に対する免疫応答を誘発する方法を提供することを目的とする。
効果
本発明の免疫原性組成物を使用することで、既存の抗生剤治療による対症療法及び感染予防のための衛生対策に加え、ウシを含む反芻動物における能動的な乳房炎などの黄色ブドウ球菌に由来する疾患の予防手段の提供が可能となる。
技術概要
【要約】
ロイコシジンM/F抗原を含有してなり、かつ、投与対象動物である反芻動物に毒素中和活性を付与することが可能な免疫原性組成物。前記免疫原性組成物は、反芻動物における黄色ブドウ球菌が原因の疾患の発症を予防またはその症状を軽減することを可能とする。前記ロイコシジンM/F抗原は、ロイコシジンMタンパク質を構成するアミノ酸配列の少なくとも一部を有するタンパク質もしくはペプチド、またはロイコシジンFタンパク質を構成するアミノ酸配列の少なくとも一部を有するタンパク質もしくはペプチドである。前記免疫原性組成物は、さらに黄色ブドウ球菌の菌体抗原を含有してもよい。
アピール内容
反芻動物、特に牛における黄色ブドウ球菌乳房内感染の軽減及び臨床症状の軽減を可能とするワクチンの手法に関するものである。