目的
Galβ(1→3)結合に対する切断活性が特異的に高いβ−ガラクトシダーゼを提供する。また、N−アセチルラクトサミンやラクト−N−ビオース等のガラクトオリゴ糖を、簡便且つ効率的に合成できる酵素を提供する。
効果
Galβ(1→3)結合を特異的に切断することができる。このような酵素は今まで知られていないことから、この酵素を用いることにより、従来では解析が困難(又は不可能)であった糖鎖構造の解析が容易(又は可能)になる。
N−アセチルラクトサミン、ラクト−N−ビオース、Galβ(1→3) GalNAc等のガラクトオリゴ糖(特に、ラクト−N−ビオース)を、簡便且つ効率的に合成することができる。
技術概要
下記(a)〜(e)の特性を有するβ−ガラクトシダーゼ:
(a)バシラス属に属する細菌により産生される。
(b)Galβ(1→3)結合の切断活性が、Galβ(1→4)結合の切断活性及びGalβ(1→6)結合の切断活性の10倍以上である。
(c)SDS−PAGEで測定される分子量が35〜43kDaである。
(d)至適pHがpH5〜10である。
(e)至適温度が40〜60℃である。