適用製品
磁気光学効果を使って光を変調する空間光変調器において、反強磁性結合を用いることで初期化操作を不要とする空間光変調器
目的
駆動方法が簡単で、かつ高速動作が可能であり、さらに微細化が可能な空間光変調器を提供する。
効果
反強磁性結合を有する2つの強磁性層を含む積層体によって光変調素子が構成され、磁界を印加しない状態では、前記2つの強磁性層の磁化の方向は互いに逆方向が安定となる。そのため、光変調素子の初期化操作が不要となり、応答速度が速く、微細加工が可能であり、しかも低消費電力でかつ簡単な駆動方式が提供できる。
技術概要
マトリックス状に配設された複数の光変調素子を備えた空間光変調器において、前記光変調素子が、第1の強磁性層、中間層、及び、第2の強磁性層をこの順番で積層した積層体により構成され、中間層を介して第1及び第2の強磁性層間に生じる反強磁性結合によって、初期化操作をせずに磁界がゼロの状態で、第1及び第2の強磁性層の磁化の方向が互いに反対の方向となり、第1及び第2の強磁性層のどちらか一方の磁化の方向を制御することによって光の偏光状態を変化させることを特徴とする、空間光変調器。