目的
金ナノパターン基板上で発生するLSPRを利用して、DNAおよびタンパク質などの多検体試料を基板上に配置し、蛍光などのタンパク質標識を行うことなく検出する2次元LSPRイメージング装置を提供する。
効果
従来のものと比較して、共鳴角度の調整や測定といった複雑な検出機構を必要とせず、光源、LSPR用測定チップ、フィルタ、および受光手段といった簡易な配置により、抗原抗体反応やDNA-タンパク質-細胞間相互作用や生物や細胞の物質代謝を2次元イメージングにより同時に多種類の定量および定性を行うことができる。センシングだけでなく、スクリーニング用途にも適用可能である。
技術概要
局所表面プラズモン共鳴による光吸収変化を測定するための局所表面プラズモン共鳴測定チップであって、
各々にてイメージング対象物を捕捉する捕捉物質を固定化する複数の光透過性物質部分、および各光透過性物質部分を離間する非光透過性物質部分を持ち、イメージング対象物と各光透過性物質部分に固定化された捕捉物質とが反応して生じる局所表面プラズモン共鳴を検出するように構成されており、
前記非光透過性物質部分は、チップ基板上に酸化クロム膜を介して設けられている、
ことを特徴とする局所表面プラズモン共鳴測定チップ。