適用製品
改質ポリプロピレン系樹脂組成物の製造方法およびその成形体
目的
水に対する優れた濡れ性をポリプロピレン系樹脂基材に付与する技術を提供することを目的とする。また、同時に、ポリプロピレン系樹脂基材の機械的強度が低下することなく、優れた物性を有する成形体を提供することを目的とする。
効果
ポリプロピレンが有する本来の機械的強度を損なうことなく、ポリプロピレン系樹脂基材に水に対する優れた濡れ性(接着力)を付与することができ得るものである。この改質ポリプロピレン系樹脂組成物を成形させてなる成形体は、濡れ性、印刷性、塗装密着性、帯電防止性が向上し、家電製品やスポーツ用品、自動車部品、医療機器などの産業資材に幅広い分野に用いられる。さらに、成形体使用後の廃棄処理に伴う環境問題が解決できるものである。
技術概要
(A成分)ポリプロピレン、
(B成分)不飽和ジカルボン酸無水物、
(C成分)エチレン性不飽和二重結合と水酸基を有するオリゴエステル化セルロース繊維、
(D成分)分子内にポリオキシアルキレン鎖を有し、かつ末端にエチレン性不飽和二重結合をもつ化合物、
(E成分)有機過酸化物
を、
第一反応 (A成分)と(B成分)と(E成分)
第二反応 (C成分)または(C成分)と(E成分)
第三反応 (D成分)と(E成分)
の順に混入して、加熱混練することを特徴とする改質ポリプロピレン系樹脂組成物。
アピール内容
従来のポリプロピレン樹脂に比べ,剛性・耐候性・接着性・印刷性 等が向上する。