目的
杭部材の周面の摩擦力を地盤の構成に合わせて基礎構造物の安定や挙動の計算に反映させること。
効果
地盤の評価の仕方の面では普通の地盤に働いている周面摩擦力を、水平と鉛直の両地盤反力の扱い方に加え、同時にしかも単純明快に扱えるようになることから、ボトルネックであった周面摩擦力に関連する問題の検討や研究を促すこととなる。特に、低周面摩擦力は軟弱な地盤でなければどこでも期待され、その効果の有効利用について着目される。
技術概要
多数の杭部材からなる杭基礎の設計法であって、弾性バネ支持モデルにおいて、各杭部材に働く分布周面摩擦力τ↓Zを多数の部材群が起こす3種類の変形成分(軸方向変形、全体曲げ変形及び部材曲げ変形)に基づく3種類の働き方(τ↓(ZN)、τ↓(Zφ)、τ↓(Zθ))に分け、それぞれの断面力成分の合力毎のつり合い式から設計計算式を求めることを特徴とする多数の杭部材からなる杭基礎の設計法。