目的
硫黄含有量が大きな、二次電池の正極活物質として利用可能な含硫黄樹脂の提供。
効果
本発明の含硫黄樹脂は、融解された分子状硫黄(S↓8)とジチオール化合物の1段階の反応で合成される。本発明の含硫黄樹脂は熱可塑性を示し、低いガラス転移温度を有しているから、その成形性は高く、含硫黄樹脂の成形体にひび割れ、切断等の破損が生じても加熱プレスにより修復される。更に、本発明の含硫黄樹脂の硫黄含有量は大きく、二次電池の正極活物質として利用可能である。
技術概要
以下の式(1)
【化1】
(式中、Rは置換又は非置換の直鎖の炭素数1〜20のアルキレン基、主鎖中に−O−を1以上有する置換若しくは非置換の直鎖又は分岐の炭素数2〜20のアルキレン基、置換又は非置換の芳香族基、置換又は非置換の炭素数3〜7のシクロアルキレン基からなる群より選ばれるいずれか1つを表す。Xは1以上の正の整数を表し、各単位中のXの数は異なっていてよい。)で表される繰り返し単位を有する含硫黄樹脂。