目的
従来技術とは異なるアプローチにより超伝導線を得ること。
効果
高磁場下でのoverall J↓Cを改善し、好適な形態では20T近傍のoverall J↓Cを3〜4倍程度向上し、n値はブロンズ法による超伝導線材と同程度が期待できるNb↓3Sn極細多芯超伝導線を提供することができるため、高性能のMMRスペクトロメーターを製造することができる。
Agを使ってoverall J↓Cが向上(好適形態では3倍程度向上)したことにより、線材使用量が低下(好適形態では1/3程度に低下)する効果が得られるので、NMRスペクトロメーターの製造コストを引き下げることが可能である。
技術概要
Ag−Sn合金を含むマトリックス材にNb材を含む芯材を組み込んだ複合体を細線化した後に、Nb↓3Snフィラメントが生成されるように加熱処理を行い、
前記Ag−Sn合金のSn濃度を、前記Ag−Sn合金がfcc相とζ相とが混在する状態になり得る濃度として前記複合体の細線化を前記Ag−Sn合金がfcc相とζ相とが混在する状態になる温度で行うか、または、
前記Ag−Sn合金のSn濃度を前記Ag−Sn合金がζ相となり得る濃度として前記複合体の細線化を前記Ag−Sn合金がζ相となる温度で行う、
Nb↓3Sn超伝導線の製造方法。