適用製品
光学機器に使用するための鏡(反射鏡)をプレートに接着させる方法
目的
宇宙望遠鏡に標準的に求められる上述の要求を満たし、かつ再現性を確保した、反射鏡をプレートに接着させる方法を提供する。
効果
宇宙望遠鏡に求められるような、広い使用温度範囲、耐振動耐性、真空での低脱ガス量を満たすような再現性の高い技術が確立された。本発明を公開することで、光学系開発、特に宇宙望遠鏡の開発への貢献が期待される。
金属プレートに接着された鏡に対して、ロケット打ち上げ時の振動・衝撃を模擬した試験や宇宙環境を模擬した試験がすでに実施されている。当該試験において、鏡の剥離や接着剤からの脱ガスによる鏡のコンタミネーション(汚染)が起きていないこともすでに確認されている。
技術概要
鏡をプレートに接着させる方法は、接着剤にガラスビーズを混ぜ合わせ、接着剤を脱泡し、第1の治具1上にプレート10を配置し、プレート10に接着剤を塗布し、鏡の位置決め用の第2の治具2を第1の治具1に取り付け、第2の治具2を用いて鏡12を位置決めしながらプレート10上に鏡12を配置し、第2の治具2を第1の治具1から取り外し、鏡12がずれるのを防ぐように第3の治具3が鏡12を取り囲んだ状態で、第3の治具3を第1の治具1に取り付け、第4の治具4を第3の治具3の上から配置し、第4の治具4を上から押すことによって接着剤を鏡の接着面全体にいきわたらせる、各工程を備える。