目的
石炭、石油、バイオマス、有機廃棄物などの含芳香族炭素資源から、ベンゼン、ナフタレンなどの芳香族化合物を製造する方法において、酸化工程と脱炭酸工程の間に分離・乾燥工程を必要とせず、しかも、脱炭酸工程を短時間で完了できる方法を提供する。
効果
石炭、石油、バイオマス、有機廃棄物等、或いはそれらを処理して得られる含芳香族炭素資源から、水と汎用金属酸化物のみを使い、ベンゼン、ナフタレン等の芳香族化合物を、迅速かつ高効率に芳香族化合物を製造することができ、環境負荷およびコストを大幅に低減することができる。また、本発明において触媒として用いる亜酸化銅は、反応媒体として用いる亜臨界水中に溶出せず安定であって、反応後にほぼ完全に固体として回収することができるため、再利用が容易である。
技術概要
石炭、石油、バイオマス、有機廃棄物などの含芳香族炭素資源から、酸化工程及び脱炭酸工程を経て芳香族化合物を製造する方法であって、前記脱炭酸工程を、触媒として亜酸化銅を用い、該触媒の存在下、亜臨界水中で加熱処理することにより行う。