目的
空転滑走した軸とは異なる軸における空転滑走の誘発を適切に抑制させるための新たな方策を提案する。
効果
自軸での空転滑走の誘発が起こりつつある状態をより早期に捉え、早期にトルク分電流の引き下げ制御を行うことで、自軸での空転滑走の誘発を効果的に抑制することが可能となる。
他軸で空転滑走の発生が検知されてトルク分電流が低減されると、台車ピッチングや軸重移動等が生じるため、自軸に対するその影響を、他軸と自軸との位置関係に応じて適切に推し量り、閾値の低減量を適切に変更することが可能となる。
技術概要
動軸の空転滑走検知用状態値を所与の閾値と比較して空転滑走の発生を検知する検知処理を行い、当該検知処理で検知された動軸のトルク分電流を引き下げる制御を行う電動機制御方法であって、
複数の動軸それぞれについて前記検知処理を行い、何れかの動軸で空転滑走が発生したことを検知する第1の検知処理ステップと、
前記第1の検知処理ステップで空転滑走の発生が検知された場合に、前記複数の動軸のうち、当該検知された動軸(以下この動軸を「第1の動軸」という)以外の動軸(以下この動軸を「第2の動軸」という)それぞれについて、前記閾値を一時的に低減させて空転滑走の発生の検知を低減前よりも敏感にした前記検知処理を行う第2の検知処理ステップと、
を含む電動機制御方法。