目的
翼の構造自体になんら変更を与えることなく、翼の後縁付近にDBD−PAを装着し、空気流に対し、逆方向のベクトル成分を有するジェットを噴出させることにより、この空気流に影響を及ぼすことで揚力を制御する。
効果
負圧面に作用する圧力を増大させることで結果として揚力を低減することもでき、例えば、高速走行する列車のパンタグラフの負圧面にDBD−PAを装着することで、高速走行時、パンタグラフに作用する揚力を低減し、架線に対する接触圧の異常上昇を防止することもできる。
そのほか、運転状態に応じて、揚力を増大させたり、減少させることが好ましい場合には、正圧面と負圧面の双方にDBD−PAを装着することで、運転状態に応じて揚力を最適値に制御することが可能となる。
技術概要
翼における正圧面及び負圧面の少なくとも一方の後縁に、誘電体バリア放電プラズマアクチュエータをフラッシュマウントし、その前方を流れる空気流に対し、逆行するベクトル成分を有する誘起ジェットを噴出させ、前記空気流と衝突させることでその流速を減速させ、圧力分布を変化させるようにしたことを特徴とする揚力制御装置。