目的
コーティングされた材料が高温にさらされても、基材中に生成するボイドを抑制し、基材の劣化を防止する基材のコーティング方法を提供する。
効果
本発明の基材のコーティング方法では、基材の組織変化を抑制するという観点で一線を画すものであり、Ni基合金のみならずTi基合金、Co基合金、Fe基合金といった高温用合金の被覆法として適用可能である。さらに表面に耐酸化機能を持たせる合金を被覆することによって、従来通りの耐酸化特性も期待できる。そこで、タービンエンジン部品のような高温に曝される環境に用いて好適であり、航空機や火力発電所のエネルギー効率の向上に寄与する。
技術概要
基材を設けるステップと、
PtIr中のIr含有量が3〜50質量%であるPtとIrの合金層を、前記基材の表面の上に堆積するPtIr合金層の堆積ステップと、
前記PtIr合金層の上に、Pt、Ni、Al、Cr、Coのうち1種以上から選ばれる金属、またはこれらの合金によって形成されると共に、前記PtIr合金層の拡散係数よりも大きな拡散係数を有する上部被覆合金層の堆積ステップと、
前記PtIr合金層と前記上部被覆合金層の積層ボンドコートを形成するように、前記の堆積された層とともに前記基材を熱処理する熱処理ステップと、
を備えることを特徴とする基材のコーティング方法。