目的
従来法で表現が困難であった映像中の人物などの動作を表現するための方法、およびこれを用いた動作の認識方法を提供する。
効果
本発明に用いる動体の動作表示方法においては、一定期間内の複数方向(上下左右の4方向)の動きの履歴を画像として表現することによって、動体、例えば人などの複雑な動作を、従来法より更に詳しく表現できる。
そして、本発明に係る動体の動作認識方法においては、上記のような動体の動作表現方法を用いることによって、更に認識率の向上を図ることが可能となるとともに、観察方向に依存しない動作認識が可能となる。
技術概要
入力された時系列画像の連続する2枚の画像から動体の動きベクトルを計算し、この動きベクトル成分を異なる複数方向にそれぞれ動きのみを表現する複数種類の画像に分解し、該複数種類の画像をそれぞれ独立して時間軸方向に重みを付けて重ね合わせ画像を形成する工程1と、
前記工程1によって得られた前記重ね合わせ画像から特徴量を抽出し、認識を行う前に予め用意していたテンプレート画像の特徴量とのユークリッド距離を計算することによって行うパターンマッチングによって、前記動体の動作を認識する工程2とを有し、
しかも、前記テンプレート画像は、既知の動作を行う動体を含む映像から前記工程1の方法によって得られる重ね合わせ画像からなり、前記異なる複数方向は、前記動きベクトルの画像に対して上下左右の4方向であることを特徴とする動体の動作認識方法。