目的
電炉による製鋼時に発生する電炉ダストから低コストで高純度亜鉛を回収する新プロセスを提供する。
効果
電炉ダストは、粗酸化亜鉛に転化された後、亜鉛精錬所に搬送されて亜鉛原料として乾式・湿式精錬法により亜鉛にリサイクルされている。新プロセスでは電解装置の電極サイズが10分の1程度で消費電力も20%ほど少ないコンパクトで高効率な設備となる。
このため設備費用、運転コストが従来法より低くなると考えられる。
更に、コンパクトであるため粗酸化亜鉛生産者サイトに設置できれば粗酸化亜鉛の亜鉛精錬所への搬送コストも削減できる。
技術概要
電炉ダストから転化された粗酸化亜鉛を塩酸又は塩素と反応させる浸出工程、精製工程を経て精製塩化亜鉛を得る。この精製塩化亜鉛から溶融塩電解により高純度亜鉛を製造する。
溶融塩電解では弊社がシリコンの新製造法の開発で培った溶融塩電解技術を活用する。