目的
ドップラーライダーとして基準速度の外部入力を必要としない、絶対的な対気速度を自律的に求める機能を備え、かつ位置誤差のないエアデータセンサを提供する。
効果
光学式エアデータセンサは、機体自身の流れ場に対する影響を受けない領域の気流を計測することにより、ピトー管の較正飛行試験を効率的に行うことが可能となる効果を奏する。
乱気流の計測に関しては、後方乱気流の計測実験に利用できるほか、オートパイロットによる舵面制御の入力として利用され、航空機の乱気流中の動揺を低減することが期待される。
低速航空機用エアデータセンサ、飛行実験用エアデータセンサ、従来のエアデータセンサのバックアップおよび飛行安全用エアデータセンサとして利用することが可能である。
技術概要
レーザ光を送信信号として大気中に放射して、該レーザ光の大気中のエアロゾルによるレーザ散乱光を受信信号として受信し、該送信信号と該受信信号との間のドップラーシフト量に基づき遠隔領域の気流の風速、対気速度を計測する航空機に搭載した光学式エアデータセンサにおいて、
計測周波数にオフセットを与えるための基準速度に対応した周波数オフセットの掃引を順次行い、ドップラーシフト量を計測する周波数範囲で掃引することにより、基準速度を設定することなしに自律的に真対気速度を計測することを特徴とする光学式エアデータセンサ。