目的
製造コストを抑え、金属酸化物の担持量を容易にコントロールでき、しかも結晶性を向上させる簡便な金属酸化物担持炭素材料の製造方法を提供する。
効果
炭素材料に金属フッ化物を吸着させた後、それを分解させることにより金属酸化物担持炭素材料を製造できるものであり、簡便で、特に、数ナノメートルから数十ナノメートルの粒径の金属酸化物粒子を炭素基材表面上に担持できる点が大きな特長である。また、用いる金属源の濃度あるいは吸着過程の時間により担持量をコントロールできる利点がある。さらに、金属フッ化物水溶液を用いるため、製造コストを抑えることができ生産性に優れ、様々な種類の材料を製造可能である。
技術概要
所望の金属を含む金属フッ化物又は金属フッ化物とNH↓4基を有する金属フルオロ錯体との水溶液中に炭素材料を分散させると共にその炭素材料表面に金属フッ化物を吸着させた後、その生成物を濾別、洗浄後、ホウ酸水溶液に分散させ、熱処理して結晶性を向上させた金属酸化物担持炭素材料を得ることを特徴とする製造方法。前記金属フッ化物としては、Mを金属元素としてMF↓2,MF↓4,MF↓6で表される金属フッ化物を用いる。