目的
負荷追従時においても、原子炉の熱出力および温度を一定にして炉内構造物の熱応力の発生を低減し且つタービン発電系の高い発電効率を維持することが可能な、コジェネレーション高温ガス炉システムを提供する。
効果
コジェネレーション高温ガス炉システムであれば、原子炉の熱出力および温度を一定にして炉内構造物の熱応力の発生を低減し且つタービン発電系の高い発電効率を維持することが可能になる。
第二の制御手段がインベントリをこのようなマップに基づいて調整すれば、負荷変動に対する追従性が改善されるので、第一の制御手段によるバイパス経路の流量調整が行なわれても、原子炉から流出するガスの温度の過渡的な変動を抑制できる。
技術概要
原子炉2の熱を、熱利用系3とタービン発電系4で消費するコジェネレーション高温ガス炉システム1であって、原子炉2、熱利用系3へ熱を供給する熱交換器7、及びタービン発電系4の順に、原子炉2の冷却材であるガスが循環する冷却材循環経路5と、タービン発電系4に流入するガスの温度が第一の制御目標値を保つように、原子炉2と熱交換器7をバイパスするバイパス経路を流れるガスの流量を調整する第一の制御手段BCV−1と、原子炉2から流出するガスの温度が第二の制御目標値を保つように、冷却材循環経路内のガスのインベントリを調整する第二の制御手段ICV−1と、を備える。