目的
従来、単一超音波パルス信号を用いた場合には診断できなかった被検査対象物の状態を診断できる非破壊検査方法及び装置の提供を目的とする。
効果
単一超音波パルス信号を利用するため、反射波の干渉を受けにくく、周波数変化のわずかな量を捉えることができて、従来の高調波成分や分数調波成分を捉える方法よりも精度が高い。
技術概要
受信部3で受信した単一超音波パルス信号の減衰波形を、ウェーブレット変換部6でウェーブレット変換して、減衰波形の包絡線A(t)と位相φ(t)とを得る。 周波数時間変化演算部7は、ウェーブレット変換部6から入力された減衰波形の包絡線A(t)と位相φ(t)を用いて、減衰波形を演算可能な近似式で近似し、減衰波形の瞬時周波数の時間変化を求める。 診断部8は、周波数時間変化演算部7が演算した瞬時周波数の時間変化に基づいて、被検査対象物の状態を診断する。