目的
特定のポリヌクレオチドを含有する形質転換植物を提供する。
効果
サイレンシングおよび生育異常を起こすことなく、効率的に外来タンパク質を生産可能な形質転換植物が得られる。
技術概要
発現させるタンパク質をコードするポリヌクレオチドを含み、サイレンシングサプレッサーをコードするポリヌクレオチドを含まない植物RNAウイルスベクターと、NSsタンパク質をコードするポリヌクレオチドとが導入されてなり、植物RNAウイルスベクターに含まれるポリヌクレオチドのうち、一つ以上は、このポリヌクレオチドの上流に発現誘導型のプロモーターを備えており、NSsタンパク質をコードするポリヌクレオチドは、このポリヌクレオチドの上流に発現誘導型のプロモーターを備える形質転換植物にする。これにより、ウイルスベクターに含まれるポリヌクレオチドのうち一つ以上と、サイレンシングサプレッサーであるNSsタンパク質とが、恒常的な発現ではなく、いずれも誘導発現され、それゆえ、通常は、サイレンシングサプレッサーであるNSsタンパク質の遺伝子発現を抑制しておき、ウイルスベクターの誘導発現が行われている場合に、NSsタンパク質を誘導発現させることができる。