適用製品
高温強度が要求される用途や高強度、高弾性が要求される用途、ガスタービン部材、飛行機用エンジン部材、化学プラント部材、ターボチャージャーロータ等の自動車用エンジン部材、高温炉部材
目的
高融点のCo↓3(Al,W)を析出分散させて高強度化することにより、従来のNi基合金に匹敵する耐熱性を呈し、組織安定性にも優れたCo基合金の提供。
効果
ガスタービン部材,飛行機用エンジン部材,化学プラント部材,ターボチャージャーロータ等の自動車用エンジン部材,高温炉部材等に好適な素材として使用される。高強度,高弾性で耐食性にも良好なことから、表面肉盛り材,ゼンマイ、バネ,ワイヤ,ベルト,ケーブルガイド等の素材としても使用される。
技術概要
本技術のCo基合金は、質量比でAl:0.1〜10%,W:3.0〜45%,Co:実質的に残部を基本組成とし、必要に応じグループ(I)及び/又はグループ(II)から選ばれた一種又は二種以上の合金成分を含んでいる。なお、グループ(I)の合金成分を添加する場合には合計含有量を0.001〜2.0%の範囲で、グループ(II)の合金成分を添加する場合には合計含有量を0.1〜50%の範囲で選定する。グループ(I):0.001〜1%のB,0.001〜2.0%のC,0.01〜1.0%のY,0.01〜1.0%のLa又はミッシュメタルグループ(II):50%以下のNi,50%以下のIr,10%以下のFe,20%以下のCr,15%以下のMo,10%以下のRe,10%以下のRu,10%以下のTi,20%以下のNb,10%以下のZr,10%以下のV,20%以下のTa,10%以下のHfCo基合金は、マトリックスにL1↓2型の金属間化合物〔Co↓3(Al,W)〕が析出した二相(γ+γ’)組織をもっている。