目的
新規な金属の分離方法および回収方法を提供する。
効果
重金属が共存する水銀廃液等から水銀を効率的に選択的に分離できる。また、分離した後回収できる。
技術概要
式1で表されるポリチオアミドから選ぶいずれか1種またはいずれか2種以上の組み合わせにより、溶液中の水銀を吸着する、金属の分離方法である。式中、R↑1、R↑2はフェニレン等の二官能性の芳香族ユニット、ピリジルジイル等の二官能性の複素環ユニット、または炭素数が2〜10の直鎖状または分岐状の二官能性の脂肪族炭化水素ユニットを示す。R↑3は水素原子、脂肪族炭化水素基、芳香族置換基、または複素環置換基を示す。溶液中での、水銀に対する他の金属のモル比が、0.1〜1000の範囲内にある。他の金属は、銅、鉄、亜鉛、マンガン、鉛、カドミウム、クロム、コバルト、ニッケル、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム等である。ポリチオアミドに吸着した水銀は、還元剤により脱離され回収される。還元剤として特にスズ(II)の化合物、水素化ホウ素化合物を挙げることができる。また、ポリチオアミドを再利用することができる。
アピール内容
本発明は、重金属が共存する水銀廃液等から水銀を効率的に選択的に分離できる。また、分離した後回収できる。