目的
目的物質へのラベル化および測定溶液へのマーカーの添加を必要とせず、かつ目的物質の認識に伴い電気化学信号が増加するsignal−on型の検出法とさせるための分子認識プローブおよび分子認識センサを提供する。
効果
目的物質へのラベル化および測定溶液へのマーカーの添加を必要とせず、かつ目的物質の認識に伴い電気化学信号が増加するsignal−on型の検出法を実現することができる。
技術概要
電気化学活性団と、電気化学活性団の電気化学活性を抑制する活性抑制団と、目的物質を特異的に分子認識するレセプターと、分子認識の結果立体構造を変化させる分子領域とを備える。更に、分子認識前は電気化学活性団が活性抑制団により活性を抑制され、分子認識後は活性を取り戻すように分子認識プローブを構成させる。更に又、アンカー領域を分子認識プローブに備え、これを電極表面に固定することによって分子認識センサを構成させる。レセプターは分子認識に伴ってその立体構造が変化して酸化還元電位がシフトすることにより電流値を増大させるのが好ましい。レセプター領域としては、核酸、タンパク質、ペプチド、イオノフォア等を用い、核酸としては、DNA、RNA、PNA、LNAなどを用いるのが好ましく、電気化学活性団としては、キノン類及びその誘導体、ナフトキノン類及びその誘導体などの有機金属錯体または酸化還元酵素などを用いるのが好ましい。