目的
複数回の相互作用が発生した場合でも、各相互作用の位置を精度良く求めることのできる半導体放射線検出装置の提供。
効果
本技術によれば、複数回の相互作用が発生した場合でも、各相互作用の位置を精度良く求めることが可能となる。
技術概要
この技術では、半導体結晶の両面に設けられた分割電極から得られる信号から各相互作用のエネルギーデポジット値を求めるエネルギー算出部と、結晶内の各位置について単一の相互作用が発生した場合に分割電極から得られる波形をあらかじめ記憶するリファレンス波形記憶部と、結晶内の任意の2点を相互作用の候補点として、それぞれの候補点に対応するリファレンス波形をエネルギーデポジット値の比に応じて合成する波形合成部と、計測された波形と合成波形を比較する比較部を有し、最も類似する合成波形を与える候補点を相互作用の位置とする。ここで、電極から得られる波形を解析することで相互作用の位置を大まかに限定し、リファレンス波形の合成・比較する量を減らすことが好適である。