目的
この発明は、超伝導ナノワイヤ型単一光子検出器(SSPD)をアレー化した場合のSSPDピクセルの信号処理による熱負荷増大に対して適切に対応できる信号処理回路およびインターフェイス回路を提供する。
効果
この発明によれば、SSPDをアレー化した場合のSSPDピクセルの信号処理による熱負荷増大に対して適切に対応できる信号処理回路およびインターフェイス回路が得られる。
技術概要
従来、暗号通信などに用いられる単一光子(シングルフォトン)検出器として、In−GaAsAPD(アバランシェ・フォトダイオード)検出器が知られている。しかしこの検出器では、熱電子励起による暗係数率が高く、1550nmの通信帯波長では量子効率が低いなどの欠点が見出されていた。この発明ではこれらの欠点を除くために、超伝導ナノワイヤ型単一光子検出器(SSPD:Superconducting Single Photon Detector)を使用した。SSPDは、分解能が低いので、小面積のSSPDピクセルのマトリクス状に配置アレー化し、識別機能を向上させる。次に信号処理する場合、単一磁束量子(SQD;Single Flux Quantum)によって構成された論理回路を用い、単一磁束素子を情報担体として用いるので、微小信号により高速に動作できるとともに、消費電力が小さくなると言う利点が得られる。これにより、複数の超伝導ナノワイヤ型単一光子検出器の信号処理による熱負荷像大が適切に処理された信号処理回路を提供することが出来る。