目的
この発明は、従来の光伝送体の光学特性を維持しつつ、耐熱性に優れた光伝送体及びその製造方法を提供する。
効果
この発明によれば、従来の光伝送体の光学特性をもち、かつ、耐熱性により優れた光伝送体を製造することができる。
技術概要
光伝送体として用いられるプラスチック光ファイバには、ドーパント(屈折率上昇剤添加)タイプと共重合タイプがあるが、一般にはドーパントタイプの光ファイバの方が優れている。しかし、ドーパントタイプの光ファイバには耐熱性の問題がある。 この発明の光ファイバは、コアとクラッドから構成されており、コアにはポリメチルメタクリレート(PMMA)にドーパントが添加されており、外周のクラッドは、ポリメチルメタクリレートが使用されており、その屈折率はコアの屈折率より低い値に形成されている。コアにはドーパントとしてジベンゾフェン(DBT)、または9−ブロモフェナントレン(BPT)が用いられ、コアの中央部のドーパント含有率が3以上25以下の範囲で、コアの外周部の方向にいくに従い濃度が連続的に低くされ、外周部のドーパント含有率がゼロになっていることが好ましい。この様にドーパントとして、DBT或いはBPTを用いることによってPMMAのガラス転移温度以下に低下することが防止され、プラスチック光ファイバの耐熱性を向上させることができる。