適用製品
簡便な操作で実施でき、アルコール飲料品質評価の分野で広く利用される。
目的
アルコール飲料そのものからアルコール濃度及び品質に関する定量的データを一挙に測定可能なアルコール飲料の品質評価方法を提供する。
効果
従来、アルコール飲料のエタノール分(いわゆるアルコール濃度)と品質に関しては同一測定項目で評価できなかったが、しかしながら、アルコール飲料そのものに対する複素比誘電率のCole−Coleプロットから、これらを一挙に測定できる。
技術概要
アルコール飲料を対象として、電気定数である複素比誘電率を広帯域で測定し、そのCole−Coleプロットからアルコール濃度測定と品質の定量評価を行うことにより、アルコール飲料の品質評価を行う。例えば、ワインを対象として、複素比誘電率を広帯域で測定し、そのCole−Coleプロットからアルコール濃度測定と品質の定量評価を行った。ワインの電気定数測定には、ネットワークアナライザと付属の開放終端同軸プローブ(誘電体プローブ)を用いた。ガラス容器に測定試料として21℃の赤ワインを入れ、誘電体プローブの端面を液体試料に浸すことで入射正弦波に対する反射波から、複素比誘電率の周波数特性を10MHz乃至6GHzに亘って測定した。