目的
特定の化学構造を有するエステル合成用触媒を提供する。
効果
この触媒を使用することにより、高効率で、目的とするエステル化合物を合成できる。
技術概要
(A)式1(R↑1、R↑2は1価の炭化水素;R↑3はH、R↑1と環を形成している1価の炭化水素)で表される化合物、または、式PR↓3(Rはアルキル、アルケニル等)で表される有機ホスフィン化合物と、(B)式2(R↑5〜R↑1↑0はH、電子求引性基)で表される化合物と、を含有するエステル合成用触媒にする。例えば、式3に示すように、4−ジメチルアミノピリジン(A成分)と1,3−ビス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]チオ尿素(B成分)とをヘプタン溶媒に溶解して触媒を調製した後、無水ベンジルアルコール及びフェニル酢酸メチルを加え、90℃の温度において加熱還流し、エステル交換反応を行うことにより、目的とするフェニル酢酸ベンジルが得られる。尚、この触媒は、溶媒中に存在するかもしくは溶媒を留去して残渣として存在していてもよく、また、調製した状態でそのまま用いてもよく、更に、触媒として単離することなく、反応溶媒中で形成させ、そのまま引き続き反応に用いることもできる。